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Googleマップの進化に怯えるカーナビ スマホ タブレットで市場3割縮小も [ニュース]


スマホやタブレットがあればカーナビはいらないという声が最近多く見られるようになりました。

その真偽はともかくとして、今のスマホやタブレットの地図アプリを眺めていると、カーナビ並の実力があるのでは無いかと思えます。
2013年5月15日にGoogleは八年ぶりにGoogle Mapsの全面的なアップグレードを行いました。現在はβ版として一部のユーザーにのみ公開されています。

UIを刷新し、大きな画面でも快適に地図を表示することができるようになり、見やすくなったのが大きな特徴と言えます。さらに現在のタブレットの最王手であるiPadにも完全対応しています。

お店の情報を強化し、使い勝手も良くなりました。前のバージョンから搭載されていたルート案内や音声案内をあわせて使えば、もう既にカーナビとしては十分、いやそれ以上であるといえます。

しかし、リアルタイム渋滞予測機能や抜け道の検索など、現行のカーナビに劣る機能も存在するのも事実です。

とはいえ、現在のスマホ普及率は45%とも言われており、それはすなわちほぼ半数の人がカーナビを所持していると言えます。

実際、Google Mapsに地図データを提供しているゼンリンの3月の決算では、携帯端末やネット向けのサービスが前期比133%の売上高の成長をした一方で、カーナビ向けの事業はわずかながら減少となり、売上高で逆転されました。


こうした流れの中でカーナビ全体が危機に瀕しているかといえばそうではありません。ある程度の高額価格帯のカーナビはスマホとの連携強化機能を設け、むしろ今後も成長を続けることが見込まれています。

しかし、低価格帯の持ち運び可能なカーナビはこのスマホ旋風のあおりを大きく受けています。一時はカーナビ界の新潮流として旋風を巻き起こし、多数派を占めましたが、スマホの普及でまさに打ち止めとなり、2012年7月にはソニーがこの市場からの撤退を決めました。


Panasonicは6月に低価格帯持ち運びカーナビ、Gorillaの新型機種を発売します。担当者は、測位の精度で付加価値をアピールしたいと述べています。


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